「おもしろい。夢がある。その夢に総司も巻き込ンでやれ。」

というわけで

■赤い鳩〜アピル〜
(原作・小池一夫 作画・池上遼一)


池上遼一の絵が好き。毎度尻すぼみ感のある話はともかく絵が好き。それで「新選組」が出てきた日にゃ。
いかんせん確か最後まで読んでないが、総司の死後は出てこないと思われる。つか、だから読んでない?

当時スピリッツ購読してたけど単行本は1〜3巻で買い止め。
いずれも表紙は元新選組隊士の主人公とユダヤ人宣教師。

土方さん(めっさ大人、めっさしゅてき)は余命幾ばくもない総司に夢を見させてやろうと、新入り隊士(主役)とユダヤ人宣教師とともに日本とユダヤのルーツの謎を追う旅に出してやることに。かくして新入り隊士(しつこく主役)、副長公認の脱走とあいなる。

佐久間象山、岡田以蔵、河上彦斎も登場。象山は彦斎、以蔵は総司、彦斎は主役にやられるけれども。

総司は騎馬戦状態(こーゆーシリアスギャグも池上遼一の真骨頂)で蛤御門の変に参戦するも、病死。この後、本筋はどうなったのかあんまし覚えていない。なにはなくとも新選組ありきなんで、小池先生、池上先生、ごめんなさい。