「これはそのややこしい時代をますますややこしくした男たちの物語である───」

というわけで

■冗談新選組
(作・みなもと太郎)


私の中ではこれが「新選組」の根っこ。いつ読んでも大好き。
ベースは『燃えよ剣』(バイブル)なんでしょうけど。

1980年発行のなんと初版本。
あまりに古くてぼろくなってるので再販本買おうかと思ったが愛着もあってそのまま。

連載(1972年)は週刊少年マガジンで何故かたぶんリアルタイムに読んでたらしい。後にこの単行本見つけた時の喜びといったら。

誰が誰なのか一目でわかるね。
みなもと太郎の漫画はまず定番のキャラありきで作品毎に役がわりふられる形式。(手塚式?)

右のキャラは全作品の主役。今回は土方歳三という戦術家です。

2003年再販版には「NHK大河ドラマ『新選組!』の原点」と謳われ、三谷幸喜との対談まで載ってるらしい。
当時のブーム相乗り目論見でスタートしたという『銀魂』とは決して無縁でないよね!?